星野源はかなりの変態?

新年あけましたね。私の冬の休暇は、完全に寝正月で睡眠リズムは狂いに狂いました。先週の成人の日、普段なら嬉しい3連休も、また睡眠リズムが崩れ完全に調子崩しています。寒いし朝起きたくないな、、そんなこんなでブログの更新最近サボってたので、読んだ本の感想をたまにはあげようかと思い、ほろ酔い気分と睡魔が同居した状態でブログを綴ります。

星野源さんの「蘇る変態」という本をブックオフのワゴンセールで見つけ、読んでみました。200円は安い!そして、本のタイトルが面白くてつい買ってしまいました!(私も変態なのか?)最初に本の著者を見て、星野源さんってあるけどあの俳優や歌手やってる星野源なのかと少し疑いました。実際、文才もあるんですね。非常に多才な方なんだなあと感心させられます。文体はとてもユーモア(ほぼどぎつい下ネタ)があって笑わせてくれますが、言葉の使い方や比喩が素敵でそういった面でも読んでいて常に楽しめました。残念ながら、私はあまり歌手として、また俳優としての星野源さんを知らないために、このエッセイを読み星野源さんを知ることになりました。それはつまり、星野源さんはオタクで変態だということを知ったということになります。このエッセイを通して、星野さんがいかにエロを追求している変態かを知れました。まあ、人間エロから生まれているし、別に変態も犯罪起こさなきゃ大丈夫なんですよね笑ただ、ここまで振り切ってエロを全開に出している方とは知らず終始爆笑でした!ほんとにいいキャラしてます、源さん!

私が特に感銘を受けた部分は、源さんがオタクを周りにオープンにするときの話です。オタクは、源さんが小さい時にはまだ今ほど社会的に受け入れられているわけではなく、危険な響きを持っていた時でした。そんな時、オタクだった源さんは、そんな自分を周りに隠して生きている期間がありました。オタクの人を見ては、その人達をけなしさえしていました。しかし、やはり自分の本当の気持ちに嘘がつけなかった源さんは、自分に正直に生きることになります。源さんはだいたいこのようなことを言っています。「好きなものがあり、それが社会から受け入れられるものでなくても、とりあえず続けていくべきだ。途中で飽きるのでなければ」、「オタクも商業的な利用価値があるから社会に受け入れられるようになっただけ」、「社会に合わないと思う人は、自分の好きなことが社会の正しいとする軸と一致していないだけ」と語る源さん。少年時代から、人と違うことに悩み苦しんできた人だからこそ出てくる言葉は、とても説得力がありました。そういった、人と違ってもいいから、自分の好きなことを周りを気にせず全力で行うことが、源さんの「エロ全開」を含め様々な多才なパフォーマンスに影響しているのではないかなと思いました!

後、AV女優と歌手は好きなことを仕事にしているという点で同じだ、という意見も新鮮でおもしろかったですね。たしかに、今の時代お金のためだけにAV女優になる人も少ない気はしますし、プロ意識を持ってやっている方もいるでしょうね。ここはAV愛のある源さんの熱量がすごい部分ですが、僕もかなり共感を覚えた点でもあります。どんな仕事をしている人であれ、それを好きで真剣にやっている人はかっこいいということです。最近美容師のお兄さんとこんな会話をしました。昔は工業高校出身で、地元の工場で働いてました。やっぱ違うなとなって今はこんな感じでやっていますと。もともと人見知りタイプというその美容師さん、会話も上手で、めっちゃ生き生きしていますよ!私は、その美容師さんが羨ましく、尊敬もしています。私はまだ、好きな仕事はなにかわかっていませんが、いつか私はこんなこをやっている人間です!と堂々と言える人間になりたいな〜と思う次第です。

さて、この本を通して源さんの病気で辛いときもユーモアを持つ態度がとても素敵に思ったので、私もこの一年しんどくても大阪人として笑いを忘れず過ごして行こうと思いました!

また、ちょくちょくブログ更新します。

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